トロムソのクルーズ港から行くホエールウォッチング

ホエールサファリとクルーズ船は、なかなか相性がよくありません。どの船も早朝から夕方近くまで海の上にいますが、多くの寄港はそれより短いからです。それでも条件が合えば、北極圏の薄明かりの中でシャチと過ごす一日は、冬のクルーズのハイライトになります。まず港にいられる時間を確認し、それから船を選びましょう。

まずは月を確認

トロムソ発のホエールサファリが催行されるのは冬だけで、ニシンがさらに北のフィヨルドで越冬する、だいたい10月下旬から1月まで、年によっては2月までです。ところが、ほとんどのクルーズ船がトロムソを訪れるのは白夜の夏。春から初秋にかけてのクルーズなら、古いブログ記事に何と書かれていても、トロムソ発のホエールサファリはありません。その時期のクジラは外洋にいるからです。詳しくは月ごとのシーズン情報をご覧ください。

冬なら話は別です。オーロラクルーズや沿岸航路の船は11月から3月にトロムソへ寄港し、停泊する船もあります。ホエールウォッチングに行けるのは、そうした船の乗客です。

接岸場所:ProstnesetかBreivikaか

小型のクルーズ船と沿岸急行船は、市中心部にあるProstnesetターミナルに着きます。タラップから、イチオシのツアーが乗船するClarion Hotel The Edge脇の桟橋が見えます。Skjervøyへ行く2本のバスツアーは、ターミナルビルの下にあるバスターミナルと、通りの向かいのScandic Ishavshotelから出発します。Rødneの船はショッピングセンターNerstrandaの裏に停まっていて、歩いて5分ほどです。

大型船が使うのはBreivikaの岸壁で、中心部から北へ4~5 kmの、歩いては出られない港湾エリアにあります。シャトルかタクシーで片道15~20分見ておきましょう。ホエールウォッチングで問題になるのは時刻です。8:00や8:30に出る船なら7:00~7:30頃に町へ向かう必要があり、クルーズ船のシャトルが動き出す前であることがよくあります。前の晩にタクシーを予約しておきましょう。

帰船時刻の計算

当サイトで紹介しているツアーはどれも長い一日です。ツアー情報と予約時刻から数えた、各ツアーの帰着時刻は次のとおりです。

ツアー出発帰着集合場所
快速カタマラン(イチオシ)8:3016:00頃Clarion Hotel The Edge(Prostnesetの隣)
オールインクルーシブ、最大50名8:00(集合7:40)16:00頃Polar Adventuresのオフィス、港沿い
高速カタマラン8:30または9:0016:30または17:00頃Nerstranda裏の港
ハイブリッド電気ボート7:30~9:007~9時間後Brim Explorerの桟橋
Skjervøy RIBサファリ4:4517:30頃Scandic Ishavshotel
暖房付きボート、最大12名早朝のバス約12時間後Prostnesetのバス乗り場

帰船時刻の前に最低1時間、Breivikaならさらに余裕を足してください。8:00から18:00まで港にいる船でも、大型船のツアーにはすでにぎりぎりです。理想は停泊するか、夜遅くまで港にいる寄港です。沿岸急行船はたいてい午後か深夜前後に数時間停まるだけなので、トロムソで途中下船しない限り、どのホエールサファリにも間に合いません。

クルーズターミナルの隣から乗船

イチオシのツアーはクルーズターミナルの隣から8:30に出航し、16:00頃に戻ります。6本の中でいちばん早い帰着です。

寄港パターン別に合うツアー

長時間の日中寄港(だいたい7:00~19:00)。16:00頃に戻る快速カタマラン(約217ドル)か、ほぼ同じ時刻に戻るオールインクルーシブ船(約235ドル)を選びましょう。どちらも2~3時間の余裕ができます。クルーズ船が中心部のProstnesetに着くなら、カタマランはほぼドア・ツー・ドアです。

港で1泊する場合。12時間のSkjervøyツアーも含めて、どれでも大丈夫です。屋根なしのRIB(約334ドル)はProstnesetの隣のScandicを4:45に出発し、17:30頃に戻るので、その夜のオーロラツアーにも参加できます。Brimのハイブリッド電気ボート(約196ドル)やRødneのカタマラン(約196ドル)も問題ありません。

午後の半ばに出航する寄港。安全に参加できるホエールサファリはありません。いちばん短いのはMS Gabriele(約209ドル)で、通常は6時間ですが、クジラが遠くにいると最長8時間になります。この「最長」が、余裕のない日程では問題です。その日は町で過ごすか、クルーズ船の寄港地ツアーが間に合うかを船に問い合わせましょう。

寄港地ツアーか、個人手配か

クルーズ船のホエールツアーはたいてい高く、同じ船の乗客とバスも船も一緒です。そのかわり、天候でボートが遅れてもクルーズ船は待ってくれます。このページのツアーでは、ボートが遅れても自己責任です。余裕のある長時間寄港なら、個人手配のほうが安く、船も自分で選べます。1時間を争う寄港なら、寄港地ツアーのほうが確実です。比較には各ツアーの料金と内容が役立ちます。

キャビンから持っていくもの

  • 乗船カードと身分証明書、それに遅延に備えて船の代理店の電話番号。
  • 荷物に入れてきた暖かい服すべて、耳まで覆う帽子、カメラを操作できる手袋。全リストは服装ガイドにあります。
  • 朝食と昼食。前の晩にダイニングでお弁当を頼んでおきましょう。昼食が付くのはPolar Adventuresだけです。
  • 酔い止め。乗船前に飲んでおきます。クルーズ船は安定していますが、小さなカタマランはそうはいきません。体調を保つコツもどうぞ。

よくある質問

クルーズ客からよく聞かれること

トロムソのクルーズ寄港中にホエールウォッチングはできますか?

冬で、クルーズ船が早朝から夕方まで港にいるか停泊するならできます。出発は7:30~9:00で、船は16:00~17:30頃に町へ戻ります。

夏にトロムソからホエールウォッチングはできますか?

できません。ホエールサファリはニシンがフィヨルドで越冬するあいだ、だいたい10月下旬から1月までしか催行されません。夏のクルーズ客はトロムソからホエールウォッチングに行けません。

トロムソのホエールウォッチングの船はどこから出ますか?

すべて中心部から出ます。快速カタマランはClarion Hotel The Edge脇の桟橋から、RødneはNerstrandaの裏から、Skjervøy行きのバスはProstnesetかScandic Ishavshotelから出発します。

Breivikaからホエールボートまではどう行けばいいですか?

タクシーかクルーズ船のシャトルで、中心部まで15~20分ほどです。早い時刻の船だとシャトルがまだ動いていないことがあるので、前の晩にタクシーを予約しましょう。

ホエールボートが遅れたらクルーズ船は待ってくれますか?

個人で予約したツアーでは待ってくれません。ボートの帰着から帰船時刻まで最低1時間空けるか、余裕のない寄港ならクルーズ船の寄港地ツアーを予約しましょう。